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雨漏り

外壁・サッシまわりからの雨漏り:屋上以外の原因と調べ方

雨漏りというと屋上の防水を疑いがちですが、中間階の部屋で起きる雨漏りは、外壁やサッシまわりが原因のことが少なくありません。屋上以外で考えられる原因と、調べ方を整理しました。

屋上以外で雨漏りの原因になりやすい場所

場所主な原因
外壁のひび割れコンクリートやモルタルのひび割れから雨水が浸入する
外壁の目地パネル目地・打継ぎ目地のシーリングの劣化・破断
サッシまわりサッシ枠と外壁の取り合いのシーリング劣化、ガラスまわりのシール劣化
換気口・配管の貫通部換気フード・エアコン配管の穴まわりのすき間
笠木・手すりの取付部手すり支柱の根元、笠木の継ぎ目からの浸入
ベランダ・庇床の防水層や排水溝、庇の上面からの回り込み

外壁からの雨漏りの特徴

  • 風を伴う雨のときだけ漏れる:横殴りの雨で外壁面に水が当たると浸入しやすくなります。
  • 特定の方位の部屋で起きる:雨が当たりやすい面に原因があることが多くあります。
  • 窓の上部や枠の角からしみる:サッシまわりや、その上の外壁が疑われます。

水は壁の中を伝って移動するため、シミが出ている場所の真上や真横が原因とは限りません。

調べ方

  1. 聞き取りと記録:雨漏りが起きた日時・天気・風向き、シミの位置と広がり方を整理します。
  2. 外部の目視調査:該当する部屋の周辺の外壁、目地、サッシまわり、貫通部を確認します。高所は双眼鏡やドローン、足場・ゴンドラなどを使うこともあります。
  3. 散水試験:疑わしい箇所に順番に水をかけ、室内で漏水が再現するかを確かめます。範囲を絞って順に試すことで、原因箇所を特定しやすくなります。
  4. 赤外線調査など:必要に応じて、外壁内部の水分の分布を推定します。

補修の考え方

原因がシーリングなら打ち替え、ひび割れならひび割れ補修と防水性のある塗装、貫通部ならすき間の処理と、原因に合わせた補修を行います。原因が複数重なっていることもあるため、補修後に再度散水して止水を確認できると安心です。

※高所での調査・補修には足場やゴンドラなどが必要になる場合があり、費用や工期は建物の条件によって異なります。

管理担当者ができる初期対応

  • 記録を残す:雨漏りのたびに、日時・天気・風の強さ・漏水の量と位置を記録します。
  • 室内の被害を広げない:水受けを置き、電気設備やパソコンなどを移動します。
  • 周辺の住戸・テナントへの確認:上下左右の部屋でも同じ症状がないかを確認すると、原因の範囲を絞り込みやすくなります。
  • 過去の工事記録を用意する:外壁改修やシーリング工事の時期と内容がわかると、調査の参考になります。

まとめ

中間階の雨漏りは、外壁・目地・サッシまわり・貫通部が原因になっていることがよくあります。防水LaBoでは、目視調査と散水試験などで原因箇所を確認し、シーリング・外壁補修を含めた補修方法をご説明します。

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